おとすけちゃん

 先日お引取り火葬のご依頼をいただき『おとすけちゃん』をお迎えにご自宅へお伺いさせていただきました。とっても愛らしいお顔のコでした。

突然の不幸だったそうで、ご遺族様のショックは計り知れないと思うと、何を申し上げてよいものか わかりませんでした。

ご遺族様は 自分のせいと思う自責感と罪悪感がおありでしたが、ご自分を責める必要はないです。と言ってもなかなか受け入れがたいものと思いますが。

おとすけちゃんは 自らの命をもって子供たちに 命の尊さというものを教えてくれたのでしょう。きっとこの先、子供たちは小さな命を守る存在になってくれるはずです。

  フワフワのベットに寝かせてもらた おとすけちゃん、お手紙や、皆と遊んでもらったのであろうフリスビーや玩具をお手向けくださいました。

タッパに入れてくれたご飯とおやつは 紙皿に移して 旅立ちの時におとすけちゃんに持たせてあげましたよ。

おとすけちゃんは ご家族様に愛されて たくさんの幸せを胸に詰め込み天国へ旅立ちました。

人もそうですが、長く生きれることが幸せなのではなく、短い生涯であっても愛されて生きれたことが幸せだと私は思います。

 ご遺族さま 傷ついた心を ゆっくり と癒していってください。

 おとすけちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

      ペットの旅立ち 札幌東支店 福島 厚子