石狩市花川北からＭＩＸ犬の
お火葬のご依頼を頂きました。
お申込みの体重が20キロと、中型犬にしては
かなり大きいと予測しましたので
事前に
『ご出棺の際、ご家族様に車まで
お運びいただくのですが、お見送りの方で
ワンちゃんをお運び頂ける男性の方は
いらっしゃるいますか？』等
確認させて頂きました。
弊社は基本情報の確認の一つで、ペットちゃんの体重をお聞きします。
体重により値段が変わります。また、体重はお客様の申告制です。
あきらかに当日、体重が多いかなと思われる場合は
体重を確認させて頂いたりするのですが、
体重により、その日のスタッフの人数、また
所要時間、事前準備が全然違います。
特に10キロ以上は注意が必要なのです。
当日、ご訪問させて頂くと、優しいおじい様とお孫様が
お見送りしてくれました。
『まだ９歳でしたが、ご病気だったのですか？』とお伺いすると
「体のあちこち悪かったんだ～病院も何度も行ったけど・・・」
と、とても悲しそうでした。
お火葬の希望場所は,
自宅外でしてほしいとの事でしたので、
事前に調べていたスポーツ広場の近くの
人気のいない林で行いました。
そこで、一つの出来事がございました。
重機置き場の影の林がちょうど車一台分のスペースに
なっていたのでそちらで行っていると、
建築会社の方に出くわしました。
「お姉さん、ここで何してるの？」
「ペットのお火葬をしています。ペットの訪問火葬で
ペットの旅立ちといいます。驚かせてしまって
すみません。なるべく人気のいない所でしていた
つもりなのですが、車移動しますか？」と言うと
相手の男性はびっくりしたご様子で
「移動してもらっていい？あ、いやいや
そこでいいよ。でもゴミは捨てないでね。
それと火の元だけ注意して」
そう親切に言って下さいましたが、
正直に『今日、結構大きい子なので
煙と火柱が出てしまう場合もあります。びっくりする
かもしれないので移動しますよ～』
と言うと『火事さえ気を付けてくれればいいよ～でも
次からは遠慮してね、結構散歩で人行き来するんだよ』
と親切に教えてくださいました。
『有難うございます！！本当に助かりました』
と会釈して作業に戻りました。
今回のお火葬方法は準備も万全、
再三注意して行ったので、脂肪の多い子でも
煙も少量、火柱も立てず行う事ができました。
その後ご自宅に戻り、娘様も仕事を抜け出して、家族三人
でお骨拾いを無事終わる事ができました。
この度は、９歳との若さでお亡くなりになり
さぞかし驚き、嘆き悲しまれたと思います。
本当にお辛いですね(´；ω；`)ｳｩｩ
ご家族様どうかどうかお辛いと思いますが、
〇〇ちゃんの為にもお体崩さないでください。
今回は、お火葬場所の配慮が欠けていた部分がございますが、
それも含め、技術の部分をもっともっと向上を目指したいと
思います。
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