チロルちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
お姿を拝見させていただき大切にされていたのが伝わってまいりました。
穏やかで眠っているような表情。最後は皆さんの笑顔を見届け、安らかに旅立ったそうです。チロルちゃんはとっても幸せな犬生だったことでしょう。
遺された私たちが出来ることは、大切なペットちゃんとの最期のお別れの時間をどう過ごすのか・・・
そしてペットちゃんの為にしてあげられることは何なのか・・・悔いのないようにご遺族様と一緒に考えたいと思っており、お話をお聞かせ頂きました。
奥様は気丈に、時折笑顔すら見せながら私に気配りのある応対をしてくだりましたが、ご返骨時に沢山の愛情でチロルちゃんをお見送りしてくださっていたのだと気づかされました。
励まそうとして過剰に話しかけてしまうとそれが負担になってしまう可能性もありますし、何も話しかけないというのも雰囲気を重くしてしまう、しかし奥様のお気持ちを考えるとかけるお言葉がみつかりませんでした。
ご遺族様が私にお気遣いくださり、無理に感情を抑えこませてしまったことが私の心残りです。ご遺族様が泣ける環境をおつくりできる。そんな葬祭ディレクターでありたいと思いました。
チロルちゃんの居ない生活は寂しいと思いますが、少しずつ元気になられ 皆さんが笑顔でいられることを願っています。
ペットの旅立ち 札幌東店 動物葬祭ディレクター 福島厚子