その日の朝、昼一番苫小牧市内で
ダックスフンドのお火葬をして
頂きたいとのご連絡を頂きました。
私は、丁度その日の夕方、苫小牧市内で他のお火葬の
ご依頼を頂いてたので、急ぎ迎いなんとか
昼迄にご訪問することが出来ました。
13時のご依頼でしたが、高速道路を使い12時前には到着することが
出来たので、お客様のご自宅の近くの公園に待機していました。
すると、一台の車から男性が近づいてきました。
「あの~ペットの旅立ちの方ですか?」
『はい、そうです。 ご家族様ですか?
わざわざお出迎い有難うございます。
13時にはまだ早いので時間つぶしていましたが、
もしかして早めの方がご希望でしたか?』とお尋ねすると、
「息子がこれから東京に帰るので空港に送るのですが、
やはりお見送りに間に合わせてあげたいと思いまして・・・」
『それでは、急ぎ向かいますね。』と言い、
「お昼時間つぶしてすみません」と申し訳なさそうに
会釈してくださいました。
私はすぐさま出向きご訪問させて頂きました。
お出迎えは4人のご家族様で、部屋の奥には
ゴールドの綺麗な毛並みで優しそうな
面立ちのダックスちゃんがご安置されておりました。
お話をお聞きするとまだ10歳、お腹に腫瘍ができてしまって、
お亡くなりなったご様子でしたが、
『お辛い事ですね。しかしご子息様がいる時に
お立合いできて良かったですね。』とお伝えしました。
ダックスフンドは小型犬の中でも長寿な子が多く
18歳位まで長生きしてくれる子も沢山いらっしゃいます。
本当にお気の毒に思います(;_;)
そしてお別れの時がきました。
お火葬場所は、お客様のご自宅の駐車スペースを
お借りする事ができましたので、そこでのお見送りとなりました。
まだ20歳前後の娘様は号泣されとても悲しまれておりました。
そのお姿を見てとても切なくなりましたが、
『ご安心してお任せください』と一礼し、作業に進ませて頂きました。
その後、立会火葬ではないので通常ですと、
ご家族様はお部屋に戻ってお待ちする場合が多いのですが、
中々その場所から拝見しておられます(゜_゜)
きっと、心配なんでしょうね・・・
訪問火葬等ご依頼することもそんなにないのですから、
どんな事をするのかもわからないし、
自分の大事なペットちゃんを手荒く扱われてはと
ご心配ですよね。
でも大丈夫です~(^^) 怪しい事なんてございませんから、
通常通りお客様の目の前でも、作業の方を進めさせてもらいました。
お火葬台に乗っているダックスちゃんを
一度お迎え用のカゴから出させて頂き、
お線香とお水と餌をご遺体の周りに置き、
過燃焼にならないよう配慮し、ご遺体の向きを
変えさせて頂きました。
最後、小声で『がんばるんだよ~』とナデナデ。
その後火葬炉を閉めさせて頂き、ご家族様に再度一礼し、
操作盤のスイッチを入れました。
その後は操作盤を注意しなければならない
のですが、火が落ち着くまでその場で合掌。
『もうお火葬の方は始まっておりますのでご安心ください』
とお伝えした所、ご家族様はお部屋にお戻りになりました。
作業時間は1時間20分、ダックスちゃんをお戻しすると
少しだけ笑顔になられご安堵されたご様子です。
良かった~~(⌒∇⌒)
今回の訪問でつくづく感じた事は、ペットちゃんは家族なんです。
訪問火葬業者は沢山おられてもそれをご利用する方は
ほとんどが初めてなのです。ご家族様のお気持ちを察し
不安を取り除いてあげるのも私のすべき事だと
つくづく感じました。
ともかく今日はご子息様がいる時に間に合わせる事が
出来、良かったなと思います。
ダックスちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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